【公開求人も紹介】マイナビエージェントの評判は本当に悪いの?大手転職エージェントとの比較を紹介

マイナビエージェントの評判には、良いものと悪いものがあります。今回は、20代〜30代のうちに4回の転職を経験し、数々の転職エージェントを活用した経験を持つ筆者が、マイナビエージェントの口コミや評判について、実体験を元にお伝えします。

1.マイナビエージェントの強みと特徴

マイナビエージェントは、数ある転職エージェントの中でも業界3番手のポジションとなっています。しかし、1位のリクルートエージェントや2位のDodaと比べると、登録の求職者数と求人数では大きく引き離されているという現状があります。

一方で、その分一人一人に手厚いサポートをしてくれる転職エージェントとし知られており、求人の少なさをカバーしています。また、求人数が少ないとはいえば、他の転職エージェントにはない独占求人が多いです。

マイナビ社は、他にも「マイナビ新卒」や「マイナビ転職」といった転職サービスも展開しており、特にマイナビ新卒の利用率が高いことから、マイナビエージェントも20代に強い転職エージェントというのが特徴です。

2.マイナビエージェントを利用するメリットとデメリット

マイナビエージェントには、メリットとデメリットがそれぞれあります。

メリット デメリット
  • 求職者へのサポートが手厚い
  • 中小企業の独占求人が多い
  • 20代(第二新卒)の求人が多い
  • 30代以上のハイキャリア求人が少ない
  • 大都市圏にしか拠点がないので地方求人が弱い
  • アドバイザーによりレベルの差が激しい

強みでもご紹介したように、マイナビエージェントは20代、特に第二新卒の求人が豊富に揃っており、中小企業の独占求人が多く、転職経験が少ない人のためにもアドバイザーが手厚いサポートをしてくれるところがメリットとなります。

しかし、20代以上を対象とした求人が少なく、ハイクラスへのキャリアアップを目指している求職者からすると、アドバイザーのレベルに満足できないという意見も多く見られます。

また、拠点が東京・横浜・大阪・名古屋・札幌・福岡の6ヶ所となっており、面談に行くことが難しい地方の場合は電話面談とメールでの仕事紹介となってしまうデメリットがあります。

筆者も地方在住でマイナビエージェントを利用しましたが、電話面談を30分しただけでは、なかなかお互いに意思疎通ができなかったという感想でした。今後は、Skypeなどを通じたテレビ電話面談となることに期待したいところです。

3.マイナビエージェントの代表的な公開求人5選

リクルートエージェントやDodaエージェントと比べると、取り扱い求人が少ないマイナビエージェント。また、中小企業がメインということもあり、中には「ブラック企業」と呼ばれる企業もある可能性があります。

しかし、それはあくまでも一部の求人です。多くの取り扱い求人は、福利厚生が整っていたり、ワークライフバランスを意識して働くことができる求人もたくさんあります。

また、大手企業も掲載されているので、マイナビエージェントの取り扱い求人の質は、決して低いわけではありません。ここでは、マイナビエージェントが公開している求人の一部をご紹介していきましょう。(2019年3月現在)

1.株式会社ぐるなび

日本でトップを誇る、飲食店検索サイトといえば「ぐるなび」ですが、そのぐるなびの求人もマイナビエージェントに掲載されています。ぐるなびは、飲食店を紹介するだけではなく、「食とITの融合」を目指しており、掲載店舗のトータルコンサルティングも行っており、本当に美味しいお店の存続にも関わっています。また、飲食店の情報を提供するぐるなびだけではなく、関連する以下のサービスサイトの運営もしています。

■事業内容

  • インターネット上で食品の販売を行う仮想店舗街を運営する事業「ぐるなび食市場」
  • 手土産情報サイト「接待の手土産」
  • 宅配・出前サイト「ぐるなびデリバリー」
  • 結婚式情報サイト「ぐるなびWedding」
  • 東京メトロと共同運営の東京おでかけサイト「Let’s Enjoy TOKYO」
  • 旅関連事業「ぐるたび」、「SURF&SNOW」
  • プロから学ぶ簡単家庭料理サイト「シェフごはん」
  • 訪日外国人のための観光情報サービス「LIVE JAPAN」など

■主な待遇・福利厚生

  • 想定年収 400万円〜450万円
  • 賞与 年2回・評価年2回
  • 年間休日 124日(土曜・日曜・祝日・夏季休暇・年末年始)
  • 主な制度 退職金・社員持ち株制度・ブライダルデー休暇・産前・産後休暇・育児休暇
  • 福利厚生 通勤手当・健康保険・厚生年金保険・雇用保険・労災保険

2.株式会社サイバー・コミュニケーションズ

大手広告代理店「電通」のグループ企業として、デジタル広告を主として取り扱う「サイバー・コミュニケーションズ」。

日々成長するインターネットの業界で、広告を牽引する企業として、スキルや知識をつけられる環境で働くことができる企業です。

さらに、海外のプラットフォーム(Facebook、Twitter、TikTok)などが日本市場を開拓する際に、業務提携し、Webプロモーションを担当するなど、スケールの大きな業務に携わることができる、とてもやりがいのある仕事を手がけることができるでしょう。

■主な待遇・福利厚生

  • 想定年収 400万円〜600万円
  • 賞与 年2回
  • 年間休日 120日(土曜・日曜・祝日・年末年始・バースデー休暇)
  • 主な制度 通勤手当・残業手当・各種保険など
  • 福利厚生 総合福祉団体定期保険・団体長期障害所得保障保険(保険料は全額会社負担)・定期検診診断・保養施設・レクリエーション・食事補助・アップル製品優待購入・マイホームローン相談会

3.株式会社カプコン

ロックマンシリーズ、バイオハザードシリーズ、モンスターハンターなど、日本のみならず世界的なヒットゲーム作品を生み出している「カプコン」も、マイナビエージェントで取り扱う求人の1つです。

ゲーム事業だけではなく、テレビ、アニメ、出版など、複数の事業を展開しており、カプコンが求める人材も多岐にわたっていることから、マイナビエージェントを経て転職に成功した人も多数存在します。

■主な待遇・福利厚生

  • 想定年収 400万円〜600万円
  • 賞与 年2回
  • 年間休日 120日(土曜・日曜・祝日・年末年始)
  • 主な制度 通勤手当・残業手当・報奨金制度・クラブ活動
  • 福利厚生 財形貯蓄制度・持株会・保養所・育児勤務時間短縮制度

4.株式会社三井住友銀行

国内でもトップクラスのメガバンクとして知られる「三井住友銀行」。大手の金融機関として、国内有数の営業基盤を有する企業にも、マイナビエージェント経由で転職を成功させた人がいます。

■主な待遇・福利厚生

  • 想定年収 400万円〜600万円
  • 賞与 年2回
  • 年間休日 120日(土曜・日曜・祝日・年末年始)
  • 主な制度 ビジネスネーム・退職者再雇用制度・半日休暇制度など
  • 福利厚生 託児先送迎の交通費支給制度・勤務地変更制度・在宅勤務制度

5.デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社

あまり社名は有名ではないかもしれませんが、新聞やニュースでよく取り上げられる企業のM&Aや事業再生に着手している会社が「デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー」。多様な専門家が在籍しており、国内外問わずの買収などを扱っており、グローバルに活躍できる環境がそこにはあります。

■主な待遇・福利厚生

  • 想定年収 700万円〜1000万円
  • 賞与 年1回
  • 年間休日 120日(土曜・日曜・祝日・年末年始)
  • 主な制度 通勤手当・退職金制度など
  • 福利厚生 資格取得奨励・各種学校費用補助・団体生命保険・財形貯蓄

4.大手転職エージェントとの比較

マイナビエージェントは、大手転職エージェントであるリクルートエージェントとDodaエージェントを比較していきましょう。求人数・求人の質・サポートの手厚さ・拠点数の4項目を比べました。

4-1.マイナビエージェントとリクルートエージェントとの比較

  求人数 求人の質 サポートの手厚さ 拠点数
マイナビエージェント 34,609件(公開・非公開含む) 高い 手厚い 全国6拠点
リクルートエージェント 229,606件(公開・非公開含む) 普通 比較的ドライ 全国16拠点

業界最大手のリクルートエージェントと比較すると、求人数、拠点数でマイナビエージェントは大差を付けられています。しかし、その分求人の質とサポートの手厚さが強みです。

ただし、そもそも登録者数も求人数もリクルートエージェントが圧倒的に多いので、近くに拠点があるならばどちらも登録した方が良いでしょう。地方の求人に関しては、リクルートエージェントに軍配が上がります。

4-2.マイナビエージェントとDodaエージェントとの比較

  求人数 求人の質 サポートの手厚さ 拠点数
マイナビエージェント 34,609件(公開・非公開含む) 高い 手厚い 全国6拠点
Dodaエージェント 100,000件以上(非公表) 普通 比較的ドライ 全国9拠点

Dodaエージェントは、求人を非公表にしていますが、100,000件以上と表記されているので、少なく見積もってもマイナビエージェントの3倍以上の求人を持っていると考えられます。

ただし、質より量という評価も聞こえるため、求人の質はそこまで高くありません。サポートや拠点についても、そこまで充実している訳ではないので、マイナビエージェントかDodaエージェントは、どちらか好みの方を登録すると良いでしょう。

5.マイナビエージェントの評判・口コミ一覧

マイナビエージェントを利用したことのある人の評判や口コミをご紹介しましょう。

・日中は仕事で遅くなってしまうことを伝えたところ、遅い時間の面談にも対応してもらいました。遅い時間にも関わらず、長い時間を割いて私の希望やこれまでの経験、そして今後のキャリアアッププランについてアドバイスをいただきました。私の希望に合致した求人の紹介はもちろん、多少条件が違う求人でも、明確なキャリアアッププランをもとに紹介していただいたので、どの求人もとても魅力的でした。私のキャリアアップが一番だったので、全く違う業種の紹介もなく、ストレスを感じずに転職活動を行うことができました。

・初めての転職するときに、マイナビエージェントさんを利用しました。地方在住なので電話面談でのヒアリングでしたが、細かい条件までしっかりと聞きだして下さり、電話後、さっそく数社ご紹介いただきました。転職活動が初めてということもあり、履歴書や職務経歴書の添削、とくに自己PR欄についてのアドバイスはとてもためになりました。そのおかげで、書類選考はほとんど通過することができ、最終面接に挑むまえにも、求人企業が求めている人物像などのアドバイスをくださり、無事転職を成功させることができました。私のような転職活動の初心者には、マイナビエージェントさんはとてもおすすめです。

・現在の状況なども面談時にヒアリングしてもらい、一番驚いたのは「あなたの業界は今まだ転職がさかんなシーズンではないので、無理に転職せずに盛んになる時期まで待ちましょう」と言ってもらえたことです。他のエージェントさんにも登録していますが、早い時期での転職をサポートしてもらうイメージでしたが、マイナビエージェントさんは長い目で求職者の転職を成功させようとしてくれると感じました。ただし、その時期になってもとくにフォローはありませんでしたので、こちらからアクションをしましたが、同じ担当の方が付いて下さり、無事転職を成功させることができました。

・他のエージェントさんも同じだと思いますが、転職回数が多かったり、紹介できるような経歴を持っていないと、面談はもちろん、求人の紹介もしてもらえません。マイナビエージェントさんは、面談まで進んでいただき、色々なお話をしましたが、結果的には紹介できる求人がないということでした。もう少し、頑張ってもらえると嬉しいかったです。

・面談すらしてもらえなかったです。中小企業の独占案件が多いということなので、逆に正社員の大量採用みたいな案件はマイナビエージェントさんを通すより、マイナビ転職を使って自分で応募したほうがいいようです。ある程度の経験がなければ、転職エージェントを利用してもうまくいかないということがわかりました。

口コミの中には、良いものも悪いものもあるようです。転職に対し、明確なステップアップのイメージが描けている求職者に対しては、手厚いサポートをしてくれるという意見が見られました。

一方で、転職回数が多い、非正規雇用の経験しかないなど、難しい職務経歴の人にはドライな対応が見られるようです。転職エージェントもビジネスなので、「なんとなく転職したい」という人へのサポートはしないなど、一定の基準を設けているのでしょう。

筆者の経験からですが、地方在住のため電話面談とメールでのやりとりでしたが、数件紹介していただき、面接日程の調整も行ってくれました。応募時や面談時にしっかりとしたキャリアプランを伝えることが、キーポイントです。

6.マイナビエージェントの評判は、本当に悪いのか?

口コミの内容や、筆者の経験を踏まえると、マイナビエージェントの悪い評判は「求職者の状況」と「担当アドバイザー」次第です。転職エージェントにとって、求職者と同時に求人先もクライアントになるので、当然どこにも紹介できないような経歴であれば面談することはないでしょう。

また、多少ドライなアドバイザーが担当となった人の厳しい口コミは見られますが、熱心な面談やアドバイスを送ってくれるアドバイザーがいるのも事実です。筆者のアドバイザーも、こちらの要望を踏まえた上で、最大限努力してくれたので、マイナビエージェントの評判は、総合すればそこまで悪くないと言えます。

7.マイナビエージェントをおすすめしたい人とそうではない人

マイナビエージェントを利用するべき人は以下の通りです。

  • 転職経験が浅い
  • 20代前半〜中盤
  • 行きたい中小企業がある

このような方は、経験を積む事ができる会社や、転職の際の書類の添削などのサービスを手厚く行ってくれるのでおすすめできます。一方で、おすすめできない人は次のような方です。

  • 30代以上でハイキャリアを狙っている
  • なんとなく転職を考えている

このような方は、求人と要望が合わない場合や、ある程度キャリアを積んだ事でアドバイザーとのやりとりが手間に感じる人にはおすすめできません。また、しっかりとしたキャリアプランを考えていない人の場合は、求人を紹介してもらえない場合や、そもそも面談まで進まないこともあります。

丁寧なサポートを受けて、転職を進めたいという人にはぴったりの転職エージェントとなりますが、求人数が少ないのがネックなので、その他の大手転職エージェントと併用して利用することをおすすめします。

マイナビエージェント 以外の転職エージェントも比較してみたい方は、下記のページにまとめています。転職を考えた方は、マイナビエージェント 以外も比較の上、複数の転職エージェントに登録して転職活動を始めましょう。

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