リクルートエージェントの評判は?大手転職エージェントとの比較を紹介

転職エージェントの利用を検討している人にとって、必ず候補に挙がるエージェントの1つが、リクルートエージェントです。

業界No.1と言われるリクルートエージェントですが、利用者多いこともあり、良い評判も悪い評判も散見されます。そのため、登録に二の足を踏んでしまう人も多いようです。

今回は、豊富な転職経験と、数々の転職エージェントを利用してきた筆者が、リクルートエージェントの口コミや評判について、実体験をもとにご紹介します。

1.リクルートエージェントの強みと特徴

リクルートエージェントは、求人業界のトップを走る、リクルートグループが運営している転職エージェントです。

リクルートのブランド力が示す通り、求人業界においては最強の転職エージェントであると言えるでしょう。実際、求人数は他の転職エージェントを圧倒しており、公開求人は約39,000件、非公開求人は約192,000件と、取り扱い求人は200,000件を超えています。

求人数だけではなく、求職者に対するサポートも充実しており、面接対策や提出書類の添削なども、高いレベルでアドバイスしてくれるエージェントです。また、全国16箇所に拠点を構えており、都市圏はもちろん、地方の求人案件を豊富に取り扱っていることも、特徴です。

地方で、転職エージェントを利用する場合は、ほとんどの大手エージェントでは電話面談やskype面談となりますが、リクルートエージェントは、地方でも比較的面談がしやすいという強みがあります

2.リクルートエージェントを利用するメリットとデメリット

大手の転職エージェントであるリクルートエージェントには、多くのメリットがあります。一方で、大手だからこそのデメリットがあることも事実です。リクルートエージェントのメリット・デメリットは以下の通りです。

リクルートエージェントのメリット・デメリット
メリット ・求人数の多さは業界トップクラス

・社内の教育体制が整っておりアドバイザーが優秀

・応募書類の添削や面接対策が充実

・面接や書類選考で落ちてもフィードバックしてくれるので次に活かすことができる

・企業に対する交渉力がとても強い

デメリット ・メールや電話での連絡が遅いこともある

・求人数が多いので中には質の悪い求人を紹介されることもある

・「質より量」という考え方なので多少強引に感じることもある

・優秀な人材はリクルートエージェントへの入社を勧められることもある

リクルートエージェントの最大のメリットは、業界トップクラスの求人数の多さです。圧倒的な求人数を誇っているので、自身のキャリアに自信がない人や、転職を繰り返してきた人など、他の転職エージェントで断られた経験を持つ人でも、求人を紹介してもらえることもあります。

全国の拠点に、精鋭とも言えるアドバイザーが揃っているので、書類の添削や、面接対策などのサポートはかなり充実しています。

落ちた場合は企業からのフィードバックも開示してくれるので、自分の悪かったところや、どんな強みに魅力を感じたのか教えてもらえます。

そして、意外と重要なことは、対企業に対する交渉力がずば抜けて高いことです。年収や希望の条件など、リクルートエージェントを通して企業と交渉してもらうことができ、リクルートエージェントは交渉をうまく運んでくれると評判です。

個人で転職活動をする場合、企業に主導権を握られてしまうことが一般的なので、とても心強いでしょう。

一方、業界最大手ならではのデメリットもあります。リクルートエージェントは、求人数はもちろん、登録者数もトップクラスのエージェントとなります。

そのため、一人のアドバイザーが担当する求職者の人数も、他のエージェントと比べると多いです。

面接に同席したり、企業を訪問したり、求職者と面談していると、メールや電話での連絡が遅くなってしまうので、スピード感を求めることは難しいかもしれません。

求人数も、200,000件以上あるので、全てが優良企業というわけにはいかず、中には地方のブラック企業と呼ばれるような中小企業を紹介されることもあります。

また、リクルートエージェントの方針として「質より量で勝負」という風潮があるようにも感じられます。

そのため、求職者へとにかく案件を紹介してきます。これが、希望の条件とマッチしていない求人も多く、それでも面接まで進むように勧められる場合もあり、多少強引な面があることも否めません。

ただ、メリットに対してデメリットはアドバイザーの質に依る部分も多く、どの転職エージェントにおいても当てはまるデメリットであることも事実です。

3.大手転職エージェントとの比較

リクルートエージェントを、他の大手エージェントと比較してみましょう。業界No.2のDodaエージェントと、業界No.3のマイナビエージェントと取扱求人数・拠点数・サポートの手厚さ・求人の質の4項目で比べました。

3-1.リクルートエージェントとマイナビエージェントとの比較

求人数 求人の質 サポートの手厚さ 拠点数
リクルートエージェント

引用元:公式ホームページより

229,606件(公開・非公開含む) 普通 比較的ドライ 全国16拠点
マイナビエージェント

引用元:公式ホームページより

34,609件(公開・非公開含む) 高い 手厚い 全国6拠点

リクルートエージェントとマイナビエージェントを比較すると、求人数は約7倍、拠点数は2.5倍と、規模では圧倒的にリクルートエージェントが上回っています

マイナビエージェントは、業界でも後発のエージェントであり、リクルートエージェントより20年以上経ってから市場に参入しており、方向性は違うエージェントです。

リクルートエージェントが「質より量」の求人数であれば、マイナビエージェントは「量より質」という特徴があります。マイナビエージェントは、中小企業の独占求人を多く抱えているので、ニーズに合致した求人がハマる場合もあります。

リクルートエージェントは、扱う求人数が多いので、とにかく転職したいという希望を叶えることができます。この2つのエージェントは、どちらかを利用するというより、併用するのが好ましいでしょう。

3-2.リクルートエージェントとDodaエージェントとの比較

求人数 求人の質 サポートの手厚さ 拠点数
リクルートエージェント

引用元:公式ホームページより

229,606件(公開・非公開含む) 普通 比較的ドライ 全国16拠点
Dodaエージェント

引用元:公式ホームページより

100,000件以上(非公表) 普通 比較的ドライ 全国9拠点

業界最大手のリクルートエージェントと、第2位のDodaエージェントを比較すると、ほぼ同等のサービスを受けることができる印象です。Dodaエージェントは、求人数を公開していませんが、100,000件以上と表記されており、求人数でリクルートエージェントより劣るということはあまり考えられません。

ただし、公開求人数に関しては、リクルートエージェントの方が多いので、求職者の使い勝手の良さでは、リクルートエージェントに軍配が上がります

求人の質やサポートの手厚さはあまり変わりませんが、一番差が出る部分が拠点数です。リクルートエージェントは、Dodaエージェントの2倍近くの拠点数を誇っており、地方での求人は圧倒的にリクルートエージェントが強いでしょう。

面談可能な求職者数も増えるので、地方の求職者が利用するなら、リクルートエージェントをおすすめします。

4.リクルートエージェントの評判・口コミ一覧

リクルートエージェントを利用した人の口コミをご紹介しましょう。

・東京から地元の静岡へUターン転職だったので、年収や休日などの条件は半分諦めていました。しかし、ほぼ変わらない条件の求人を紹介してもらえただけではなく、Uターンでありながら、キャリアアップとなるように年収の交渉までしてくれたので、利用して大正解でした。

・リクルートエージェントと他の転職エージェントを同時に利用しましたが、アドバイザーはリクルートエージェントが圧倒的に高レベルでした。

転職が初めてだったので不安だったが、応募書類の添削や面接の対策などのアドバイスがとても的確で、応募した2社とも好印象を抱いてもらうことができた。

残念ながら1社は入社時期の調整ができずに辞退することとなってしまったが、この点も粘り強く交渉をしてもらい、とても感謝している。

・最低条件を伝えたところ「今のキャリアでは難しい」と伝えられ「転職を甘く考えていませんか?」とキツイお叱りを受けました…。

その後はほとんど求人を紹介してもらえず、リクルートエージェントでは転職成功しませんでした。もう少し歩み寄って欲しかったと思います。

・中小企業から大手の営業へステップアップを目指していたのだが、紹介された求人がなんとリクルートエージェントだった。しかも、条件は現職よりも低かったので、丁重にお断りをした。

「A さんはとても優秀な印象を受けました」とお言葉をいただき、ありがたいという気持ちもあったが、それならもっと好条件を提示して欲しかった。

・淡々と必要な情報を面談で聞き出してくれるという、的確なヒアリングが印象的でした。ドライに感じるかもしれませんが、私は逆に信頼できると感じました。

こちらの希望や意図も把握してくれ、その後の紹介求人も希望にぴったりのものだったので、とても優秀なアドバイザーの方という印象でした。

全体的に高い評判、良い口コミが多かったです。

一方で、転職をキャリアアップではなく、給料アップと考えている求職者に対して、厳しく姿勢を正すアドバイザーに対する意見や、紹介求人がリクルートエージェントだったことへの意見なども聞かれました。

しかし、UターンやIターンの転職でリクルートエージェントを利用した結果、首都圏の条件とほぼ変わらない条件で転職を成功させることができた人もおり、リクルートエージェントは、やはり地方の求人に強く、交渉力が高いという印象を改めて感じる結果となりました。

5.リクルートエージェントをおすすめしたい人とそうではない人

リクルートエージェントの利用をおすすめしたい人は、UターンやIターンでの転職を考えている人です。首都圏から地方への転職は、「都落ち」という言葉があるように、条件や待遇の面でどうしても首都圏の求人からは劣ってしまいます。

しかし、リクルートエージェントならば、首都圏の条件を踏まえた求人を紹介してくれる可能性があり、キャリアアップとなるように待遇の向上を粘り強く交渉してくれます。

そのため、地元への転職や、地方への移住を検討している人には非常におすすめのエージェントです。

また、リクルートエージェントのアドバイザーのレベルは高いことでも有名です。応募書類の添削から面接のアドバイスまで、丁寧な指導を行ってくれます

求職者に対してだけではなく、対企業との交渉事にも強いので、現在のキャリアや年収を、ワンランク上を目指したいという人は、リクルートエージェントを利用することでその願いを叶えることができるでしょう。

一方で、ただ転職したい、キャリアがないのに給与アップを求めるなど、明確なキャリアプランがない人にはあまりおすすめできません。

これは、リクルートエージェントに限った話ではありませんが、何と無く転職を繰り返すような人では、紹介後のキャリアプランがしっかり描けないので、アドバイザーも紹介しづらい部分があります。

面談などを通じ、しっかりと現状の不満や今後のキャリアプランを伝えられるように考えた上で、転職エージェントは利用するようにしましょう。